生前整理とは…
生前整理とは、健康で元気なうちに持ち物や財産関係の整理をしておき、死後に遺族が困らないようにすることです。
自分の考えをまとめ、希望を家族に伝えたり、これからの人生に活かすことができます。
近年では「終活」という言葉が流行っているように、お片付けをされる方が増えております。
早めに生前整理をするメリットとは…
早めに片付けをすることで、老後の不安を減らすことができます。
また相談や片付けを進めていくことで、施設に入ることや、お子さんと同居をするかの選択肢を作ることもできます。
とくに、早めに行うことをオススメする理由としては、片付けをする事にはとても体力を使います。
粗大ごみや、重い物の片付けなどをするにはとても体力を使います。
老後の体力が落ちてからだと、自身の力ではできない部分が増えてきて、「家族に迷惑をかけてしまう…」と後回しにするケースが多く感じます。
またコレクションをされている方の中にはご家族に理解をされていない方もいます。
その際、ご家族がゴミとして廃棄してしまうパターンも多く聞きます。
是非ご自身でお片付けをすることを考えている方はお早目に行いましょう。
行っておくといい事…
とくに行っておくべき事と言ったら、身辺整理です。
内容としては、
- 不用品の処分
- デジタル機器の整理
- 財産の管理
- エンディングノートの作成
などがあります。1つづつ解説していきます。
不用品の処分
不用品の処分は粗大ごみの廃棄を始め、買取店やリサイクルショップに依頼してのリサイクルの選択肢になるかと思います。
また資産価値の高い物品の場合は高額の現金化の期待もできる為、資産化にも向きます。
デジタル機器の整理
デジタル機器の整理は現代ではとても重要となります。デジタル遺品という言葉も作られるほどです。
データの入ったままの製品は個人情報の流出を防ぐ為、売却はオススメできません。
ご遺族がお片付けをする可能性を考えるとパスワードなどをまとめてノートに記載をしておく必要や、機器がいくつあるのかなどの情報が必要になります。
財産の管理
財産と言っても現金がいくらあるのかというだけではありません。
財産になるものとして
- 貴金属や美術品などの高額で売却できる物
- 自身の自宅
- 口座 etc…
などの情報をわかりやすくまとめておく必要があります。
エンディングノートの作成
デジタル機器の整理情報や財産管理の情報を始め、死後の希望などをまとめたノートをエンディングノートといいます。
死後に連絡をしてほしい人や、解約をしてほしい物などの情報などを家族に伝えるために大活躍します。
相談するとすると…
お片付けを進めていくと相談したい分野が増えてくると思います。
相談が必要な所とすると、名義を変える必要のある土地などでしょう。
その際には司法書士や相続内容が多くなる場合は税理士などにも相談しておく必要があります。
お片付けを始め、まず気軽な相談をするときは、千石屋に相談してみませんか?
千石屋では遺品整理士を持った鑑定士が在籍しています。
遺品を始め、生前のお片付けをするのに必要な知識をお伝えさせていただきます。